総合創作系サークルの内容

総合創作サークルとは?

創作サークルではよく「総合創作サークル」という名前や建前がつけられることが多いです。これには理由があります。

 

実は、単一ジャンルの創作活動は、既存の部活動やサークルでもそこそこできることが多いです。
たとえば文芸部では自分で小説を書いて発表することができます。もし小説を書くだけで満足する人なら、文芸部にずっとい続けるし、不満もないでしょう。

 

ところがもし小説を書くだけでは満足せず、たとえばBGMつきで小説を朗読したり、本格的な挿絵をつけて絵本のようなものにしてみたり、あるいはノベルゲーム化してみたい、というような思いがあったらどうでしょうか?

 

そういった活動を文芸部でしようとしても、正式には認められないでしょう。
もしそのような作品を作ったとしても、学園祭で正式な発表をすることは認められません。よくてちょっとした「オマケ」のような形で展示されるかどうか、といったところです。

 

文芸部は基本、冊子を作って発表するところです。絵本やゲームを作るところではありません(特例で認められることがありますが、まれです)
もしあなたが冊子メインではなく、絵本やゲームをメインにして次々と作品を発表したいなら、文芸部で活動し続けていても成果は出せません。

 

そのようなとき、「新しいサークルをつくろう!」となるのです。

 

 

いろんなジャンルを組み合わせたい

先ほどは「挿絵と小説」「BGMと小説」のような、異なるジャンルの組み合わせを例に出しました。
この「異なるジャンルの組み合わせ」というのはパターンが多数存在します。

 

たとえば小説と組み合わせる場合、声と組み合わせる(朗読する)、絵を組み合わせる(絵本にする)、絵と音楽を組み合わせる(ノベルゲームにする)など、多数のパターンが考えられます。
戯曲のストーリーを作って演劇にすることもできますし、ストーリーを作ってアニメや漫画、ゲームを作ったりすることもできます。

 

ところが学校の公認の部活やサークルは、単一のジャンルに絞られていることがほとんどです。
たとえば小説を書くなら文芸部、楽器をやるなら軽音楽部、吹奏楽部、絵を描くなら美術部など。

 

ジャンルの組み合わせのパターンは多数存在するので、それらをいちいち全部取り上げて部活化することなどできません。
なのでとりあえずは単一のジャンルの部活やサークルは存在しており、その中で「さらにこういう組み合わせをやりたい!」ということになり、派生してサークルが立ち上がることが多いのです。

 

そして組み合わせといっても、できることに限界があるかもしれません。
たとえばゲームやアニメを作るのは非常に難易度が高いです。必要なスキルを持った人が必要分集まるかどうかわかりません。

 

メンバーを募集してみてもどんな人が来るかわからないので、どんな組み合わせになるかはやってみないとわからない、ということがあります。
こういう理由のために、とりあえず「何かを組み合わせてやろう」という、ある程度漠然とした目標を掲げることにし、「総合創作サークル」という名前にすることが多いです。

 

もちろんすべての新規創作サークルがこうではなく、たとえば最初から「ノベルゲーム制作サークル」として立ち上がることもあります。
ノベルゲームの制作は相当に難易度が高いのですが、立ち上げ時にすでにノベルゲームを製作できる人数とスキルが整っている場合は、問題なく活動できるでしょう。

関連ページ

大学の創作サークルが最初から存在しない理由
創作の部活動やサークルというのは学校に最初から存在しないことが多いです。それにはいくつか理由が考えられます。
大学の創作系のサークルはどのようにしてできたのか?
中学や高校にはほとんどありませんが、大学には創作系のサークルがあることがあります。その内容についてみてきます。
創作サークルに入る利点
創作サークルに入っていると合同冊子など作るので自然と発表の機会が得られます。さらに合同制作することによって各作家たちの精神ダメージを抑えることができます。
大学の創作サークルはなぜ長く持たないのか
大学の創作系サークルは発起人たちが卒業すると同時に亡くなることが多いです。その理由を説明していきます。
インターネット以前(〜1995年あたり)
インターネットのない時代に創作仲間を探すのは学校の部活動や大学のサークル、あるいはコミックマーケットのような大型の同人即売会に限られていました。
SNS以前(1995〜2005年)
1995年〜2005年あたり、作り手たちはホームページを運営してそこで作品を発表するようになります。ホームページに掲示板を設置し、そこで作り手同士の交流が行われるようになりました。
mixiなどSNS乱立時代(2005〜2015年)
2005年あたりから掲示板ではなくSNSに人が集中してそれに伴い様々な問題も生まれてきます。投稿サイトの一極集中化が始まり競争の概念が強く押し出されてきます。
 
トップ 定期オフ会 このオフ会について お問い合わせ 記事